小豆島オリーブ牛（しょうどしまおりーぶぎゅう）

小豆郡土庄町

小豆島オリーブ牛（しょうどしまおりーぶぎゅう）

分類：畜産
品目：牛

【「オリーブ牛」発祥の地】
日本のオリーブ栽培発祥の地であり、100年を超えた歴史を誇る香川県小豆島のオリーブ。そのオリーブを活用できないかと小豆島の農家が研究を始めたのは平成19年のこと。小豆島の和牛肥育農家全3戸の農家が作る「小豆島オリーブ牛研究会」が、試行錯誤を重ね、平成22年5月、「小豆島オリーブ牛」として初出荷を迎えました。
今や、香川県全域で肥育される「オリーブ牛」の発祥の地が、ここ小豆島と小豊島です。

【オリーブ飼料のひみつ】
オリーブオイル搾油後の果実はそのままでは牛は食べてくれません。乾燥させることにより、オリーブの糖分がカラメル風の香りを生み、牛の飼料として利用できることを発見しました。

【美味しさのひみつ】
オレイン酸を豊富に含むことで知られるオリーブ。その、オリーブ搾り果実を黒毛和牛に給与することにより「讃岐牛」の品質・美味しさの向上を目指しています。
　旨み：オレイン酸
　柔らかさ：品質向上
　健やかさ：抗酸化作用

【「オリーブ牛」の定義】
県内で肥育された検討明瞭な黒毛和種で、枝肉が(社)日本食肉格付協会制定の牛枝肉取引規格の歩留等級Ａ，Ｂで肉質等級５，４等級（金ラベル）、３等級（銀ラベル）のものを「讃岐牛」といいます。
「オリーブ牛」は、「讃岐牛」の中でも讃岐牛銘柄推進協議会が定めるオリーブ飼料を同協議会が定める給与期間・給与料で育てられた香川県産黒毛和牛のことです。
だから「オリーブ牛」は、”品質”と”美味しさ”のダブルブランドです。