山形県 山形市
山形赤根 (やまがたあかね)
分類:野菜
日本在来種、根の赤味が特に強い。9月中旬は種、露地は秋、冬獲り、雪中より収穫(野菜の地方品種より) |
【見た目】 日本在来種(東洋種)から選抜した品種で、葉が薄く、切れ込みが多い。葉柄の基部や根の部分の赤味が非常に濃く鮮やか。一株200~300gの大株となり、葉がしなやかで、葉柄が地面を這うように伸び、雪の下でも葉や茎が損傷しにくい |
【食味】 アク(灰汁)も土臭さも少なく、歯切れの良いほうれんそうで、甘みが非常に強く極良食味 |
【由来】 昭和2~3年頃、山形市風間の柴田吉男氏が、栽培しているほうれんそうの中から葉柄の基部(地際)や根部の赤味が濃い株を選抜。以後、親子二代で赤味や耐寒性の強い株を選抜。自家採種を繰り返し現在に至る。昭和25年頃から「風間赤根」、同42年頃から「山形赤根ほうれんそう」と呼称して一般的となる |
【調理法・加工品等】 おひたし、ごまドレッシング等様々な味付けに合う |
【生産の見通し】 拡大 |