福島県

舘岩 (たていわ)

分類:野菜
品目:根菜類:かぶ

300年前から栽培。出自は不明。根部は紫色で葉は野沢菜に似ている。風味よく、漬物用として高い評価。8月中旬は種、10月中旬から収穫。赤色、局地栽培、標高600m以上で根部が赤く着色する(野菜の地方品種より)
【見た目】
根の表面は赤紫~赤褐色、内部は白い。長首カブ、葉は野沢菜に似ている
【食味】
肉質が硬く、貯蔵性も高い。特に甘みが多く、茹でれば甘みが増す。用途は主に漬物。皮は赤紫で、肉は白いが、酢で調理すると肉まで赤く染まる
【由来】
300年以上前から焼畑で栽培。伝説では、高倉宮以仁親王が平家討伐に失敗した後、信濃、尾瀬、檜枝岐と落ち延び、越後に抜ける際、舘岩に立ち寄られ、種子を置いていったという説がある
【その他】
他地区で栽培すると色が赤くならないと言われている
【調理法・加工品等】
漬物、カブ飯
【生産の見通し】
現状維持  

出荷時期

10月中旬~11月中旬
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

お問い合わせ

会津伝統野菜を守る会(山平会津若松青果(株)内)

連絡先(TEL):0242-25-2117
出荷時期:10月中旬~11月中旬
外食企業への出荷の意向:有

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