東京都 あきる野市
のらぼう菜 (のらぼうな)
分類:野菜
アブラナ科の植物で、採油、食用として導入。8月下旬~9月中旬播種、10月中旬~11月上旬の定植、低温に合い抽台してきた茎葉を収穫する(野菜の地方品種より) |
【見た目】 蕾を持ち抽台してきた茎葉を収穫する。ややくすんだ緑色であるがゆでると鮮明な緑色となる。しおれやすいが水揚げしやすい |
【食味】 青菜の少ない冬から春先に出荷され、甘みがあり味にクセがなく、茹でると鮮明な緑色となる |
【機能性等】 100g中に、鉄分1.15mg、ビタミンA1580IU、ビタミンC90mg等、食物繊維を豊富に含む |
【由来】 1767年、幕府代官伊奈備前守が、ジャバナの種を五日市の名主に配付し、採油用や救荒作物として栽培を奨励したという。このジャバナが代々自家採種で栽培されたものが現在の「のらぼう菜」とされている |
【その他】 五日市地区、のらぼう部会では、自家採種農家の種を持ち寄り、甘みがあり苦味やえぐみ等のクセのない系統を選抜、五日市特産のらぼう菜として生産している |
【調理法・加工品等】 おひたし、ごまあえ、炒めもの、サラダ、汁の実等に調理される |
【生産の見通し】 拡大 |
【種子の入手先】 JAあきがわ五日市ファーマーズセンター |