千葉県 匝瑳市
大浦 (おおうら)
分類:野菜
品目:根菜類:ごぼう
すでに有名な品種である。根が肥大するにつれて裂根し、最大径15cm位、長さ1m位の根形、成田山新勝寺との契約で精進料理に用いられる。クワタ種苗社長によると本来の大浦ごぼうは100日ごぼうといって長さ30~36cm位であるといい、このタイプの種子を採種し販売しているとのことである。 極太短根種(太さ6cm、長さ30cm位)、空洞にならない。は種3月下、露地、11月~12月収穫・煮付用、病気は他品種同様。連作は不可、栽培面積約1ha(野菜の地方品種より) |
【見た目】 根形は最大径15cm、長さ1m位。根が肥大するにつれて裂根してくるため、形はいびつ。丸太のような印象 |
【食味】 成田山新勝寺では、3日3晩ゆでた後、味付けして一時保存。食前に再び煮詰めてから膳に盛る。非常に柔らかくなるとのこと |
【機能性等】 通常のごぼうと同じ。整腸作用や利尿効果があるとされる |
【由来】 成田山新勝寺で供される精進料理の食材として、契約で栽培されている。一般には通常出回らない。種子は門外不出とされる |
【その他】 匝瑳市の種苗店(クワタ種苗)では、長さ40cm、太さ6cm位で空洞にならない大浦ゴボウの種子を販売している。大浦地区で生産されているものとは別物とのこと |
【調理法・加工品等】 十分に茹でてから、醤油、砂糖、みりん等で味付け |
【生産の見通し】 現状維持 |