栃木県
栃木三鷹 (とちぎさんたか)
分類:野菜
八房系の心止り群、成上向に着果する房成種。葉は小形、草勢は中で立性。果は小でやや長。完熟果歩合が高く、多収の早生種、辛味が強く加工用(野菜の地方品種より) |
【見た目】 長さ約5cm、幅約1cm程の果実で鮮やかな深紅色。実の先端がシャープに尖り、艶やかな紅色のものが良品とされる |
【食味】 荒切や細かい粉、サヤのまま使用。強い瞬発的な辛味が特徴 |
【機能性等】 辛味成分カプサイシンを多く含み、食欲増進、血行促進、脂肪燃焼に効果。β-カロチンやビタミンC等の栄養素も豊富 |
【由来】 昭和30年頃、大田原市の吉岡源四郎氏が八房系品種より分離した品種。北関東から各地に広がり他品種と交配。原品種での国内栽培は少ない |
【その他】 梅雨季の降水、7~8月の暖い気温、9~10月の寒暖の差や火山灰の多い肥沃な土壌が必要で北関東、特に栃木県が適地 |
【調理法・加工品等】 天日乾燥後、粉砕して釜で焙煎。荒切粉を使用 |
【生産の見通し】 拡大 |