長野県 野沢温泉村
野沢菜 (のざわな)
分類:野菜
品目:根菜類:かぶ
雑種系形態群、葉は緑色であるが、葉柄部は長く白色を呈する。草姿半開張性、葉面に毛じを認めないが、若葉には毛じあり、根形は扁球形で地表抽出部はやや紫紅色となるが、地下部は白色、地上部の発育は旺盛であり、地上部のみを利用するかぶ菜の類である(野菜の地方品種より) |
【見た目】 草姿は半開帳性で葉長が長い。葉はびわ形で光沢がある。低温に遭遇すると上半分部にはアントシアニンの色素を呈する。根部は短円錐形で首部は赤紫路を呈する。収量性に優れ、葉質が柔らかいので浅漬け用として、全国に普及 |
【食味】 日本を代表する漬物として利用されている |
【由来】 野沢温泉村の健命寺の口伝によると、宝暦年間(1751年~1763年)八世晃天園瑞和尚が京都へ遊学した折、「天王寺蕪」の種子を持ち帰り栽培したことが始まりとしている |
【調理法・加工品等】 お菜漬けとか、お菜漬けとか呼ばれ、つけ込みには様々な食材が加えられる |
【生産の見通し】 現状維持 |
【種子の入手先】 共同採種 |
出荷時期
6月~9月 10月下旬~11月(JA北信州みゆき)
お問い合わせ
JA北信州みゆき
連絡先(TEL):0269-62-5600出荷時期:6月~9月 10月下旬~11月
生産戸数・団体数:600戸
出荷量(t/年):98t
主な出荷先:漬物業者
外食企業への出荷の意向:無
出荷時期欄団体名:JA北信州みゆき