長野県
開田蕪 (かいだかぶ)
分類:野菜
品目:根菜類:かぶ
歴史は遡ること400年。かぶは赤紫色で中身は白色。かぶは「甘酢漬」「ぬか漬」等。茎葉は「すんき漬」。(野菜の地方品種より) |
【見た目】 中カブで表面は赤紫色、中身は白色。かぶの形状は扁平形 |
【食味】 かぶの肉質は密で比較的硬い。かぶは酢漬けにすると鮮やかなピンク色に仕上がる。茎葉は塩を全く使わず乳酸発酵で作るすんき漬けにする |
【由来】 旧開田村で古くから栽培されていて、木曽郡の他の赤かぶと由来は同様。かつては末川蕪と呼ばれていたが、旧村合併で開田村となってから開田蕪と呼ばれるようになった。1838年に書かれたものにすんきの記述がある |
【調理法・加工品等】 根部は甘酢漬け、塩漬け、ぬか漬け等。また、煮込んであんかけや汁物にする。茎葉部はすんき漬けとして利用。すんきはそのまま食べるが、そばの「すんきとうじ」は名物である |
【生産の見通し】 現状維持 |