滋賀県 愛荘町
秦荘のやまいも (はたしょうのやまいも)
分類:野菜
【見た目】 色は全体的に黒く、表面には凸凹があり、様々な形状のものがある。一般的にテコ状といわれている棒状の形状が重んじられる。その他、鍾乳石のような房状のもの、平たいもの、先が広がったいちょう型のもの、先が割れたようなものなどがあり、一つとして同じ形がない。 |
【食味】 アクが少なくすりおろしても白さは変わらず、はしでまとまるほどの粘りが強く、口に入れるときわめて細かまろやかな舌触りがする。また、甘くて味が濃くおいしい。 |
【機能性等】 栄養価が高い。 |
【由来】 今から300年ほど前の元禄時代に伊勢参りの際土産として持ち帰った伊勢のやまいもがもとになり、その後、長年品種改良が重ねられ、独特の形の秦荘のやまいもが生まれたとされている。 |
【調理法・加工品等】 すりおろしてとろろ汁で食するのが一般的である。最近では、すりおろしたものをお好み焼きに入れたり、海苔でまいて揚げたりする。また、高級和菓子の材料としても使用されている。 |
【生産の見通し】 拡大 |