奈良県
大和まな (やまとまな)
分類:野菜
早生、畑菜、少し葉に欠刻があり、葉は大変軟かく植替ると大株になる。1月~3月頃に収穫。正月の七草粥、また初午の芥子和え等に用いられる。周年栽培(野菜の地方品種より) |
【見た目】 葉は大根葉に似た、切れ込みがあり、濃緑色 |
【食味】 肉質は柔らかく、甘みに富む。おひたし、和え物、煮炊き、漬物等、用途は広い |
【由来】 ツケナは「古事記」に「菘」と記載があるように、わが国の野菜の中で最も古い野菜の一つとされ、その後、全国各地で独特の品種が成立。その一つ「大和まな」は原始系に近い品種 |
【その他】 元々は青い葉もの野菜が少なくなる冬場の野菜として親しまれてきたが、現在では周年栽培により周年手に入れることができる |
【調理法・加工品等】 「まなと油揚げの煮いたん」は古くから奈良に住む人々には馴染み深い。地域によれば七草粥に加えるところもある |
【生産の見通し】 現状維持 |
【種子の入手先】 県内種苗業者、高原農業振興センター及び自家採種 |