奈良県 御所市
大和いも （やまといも）
分類：野菜
| 色白。表面凹凸少、加工用（野菜の地方品種より） |
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【見た目】 表皮が黒皮の大和薯、白皮の伊勢薯とに分かれる。大和薯は形が整って凹凸が少ない |
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【食味】 肉が緻密で粘度が高く、品質が優れている。和菓子原料用を主として取引されているが、地域では、摺りおろして「とろろ汁」にするのが、よくある食べ方 |
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【由来】 現在、広く栽培されているナガイモなどが渡来する以前から、薯蕷と呼ばれていた山芋が山に自生。「東大寺正倉院文書」に当時の高級食品であったことが記載されている |
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【その他】 「大和いも」は親芋の下に子芋ができる姿から、円満な家庭と重ねて「めでたいいも」とか「孝行いも」とも呼び、おせち料理の煮物にも使われていた |
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【調理法・加工品等】 摺りおろしただけでは固いので、通常溶き卵や吸い物だしで伸ばしたりするが、大和では白味噌汁で摺り伸ばすことが多い |
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【生産の見通し】 現状維持 |
出荷時期
12月～1月(JAならけん御所経済センター)
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