和歌山県
八朔 (はっさく)
分類:果実
【見た目】 果実の色が黄色をしているので、他のカンキツとは見分けがつきやすく区別し易いです。また、紅の濃い八朔は紅八朔と言われております。 |
【食味】 独特の酸味・苦味があり、皮は剥きにくい部類に入りますが、食べ始めるとやみつきになる八朔のファンがあります。酸味の強い年末年始から、樹上越冬させて出荷され春先に食べられる爽やかな果実と、幅広く、様々な食味で楽しむことができます。 |
【機能性等】 果皮に多く含まれるオーラプテンに抗ガン作用があることが分かっています(果樹研究所興津)。 |
【由来】 万延年間に広島県のお寺の境内において偶然発見されたのが始まりで、時の住職が旧暦の8月朔日(ついたち)になると食べられることより、「八朔」と命名したと言われています。和歌山へは戦前、有田地方に植えられていたが、昭和30年代後半から県内各地で増殖が進みました。 |
【生産の見通し】 現状維持 |