広島県 尾道市
寒知らず (かんしらず)
分類:野菜
品目:葉茎菜類:わけぎ
種球は小玉、球色は黄褐色、内皮は白色、分けつは多い。寒さによる葉折、葉先の枯れ、葉鞘基部の肥厚が少ない(春先き)、8~9月植付、12月~2月収穫、木原早生に類似するが、耐病性が強い(野菜の地方品種より) |
【見た目】 葉の太さは細め、分けつは多い。種球内皮は白色 |
【食味】 肉質は柔らかく、マイルドな香りと甘みがある。ぬた和えだけでなく、海鮮炒めやオムレツなど和洋中何でも合わせることができる |
【機能性等】 カルシウム、鉄などのミネラルやビタミンA、B2、C等が豊富に含まれている |
【由来】 明治初期に尾道市向島町に導入されたのが栽培の始まりと言われる。現在では、栽培技術の進歩により産地として周年出荷体系がほぼ構築されている |
【その他】 現在は在来品種をウイルスフリー化して育成した種球が普及している |
【調理法・加工品等】 古くから代表的な食べ方として「ぬた」が親しまれている。近年は、多様なレシピが開発されている |
【生産の見通し】 拡大 |