愛媛県 西条市
絹皮 (きぬかわ)
分類:野菜
品目:果菜類:なす
果実は肩のはった卵形、色沢良、葉はやや大型、果皮が特に軟らかい。盛夏でも色があせない。中生種、草勢強、煮物・漬物用、早出し栽培に適さない(野菜の地方品種より) |
【見た目】 ヘタはやや薄く、大きく、先端が反転する。棘は小さくやや少なく、大茄としては花痕が小さい。葉は大型、黒紫色に乏しい。わが国の卵型種としては最も大型のもので、標準的なサイズは、果長15cm、果径10cm、果重300~350g |
【食味】 焼きナスや糠床漬けなどあらゆる料理に適し、名前のように皮が薄く、果肉が柔らかく美味 |
【機能性等】 果皮の紫色はポリフェノールの一種であるアントシアニン |
【由来】 昭和24年頃に香川県三豊から三豊ナス苗を譲り受け栽培を始めたのが始まりという説がある。地元では、「ぼてナス」、「ジャンボ」と呼ばれている |
【その他】 県内でも東予地方だけに栽培が限られている。低温期には果実肥大がやや劣るため、トンネル栽培か早熟露地栽培に適する。播種期は1~2月、定植は4~5月、収穫は5~10月中旬頃まで可能。10a当り収量は6~7t程度 |
【調理法・加工品等】 漬物 |
【生産の見通し】 現状維持 |
【種子の入手先】 自家採種他 |