高知県
十市 (とおち)
分類:野菜
品目:果菜類:なす
果実丸形、加温促成、小なす、果実の艶をよくするため開張性の仕立てとし、摘葉を十分に行う。栽培面積10.6ha(野菜の地方品種より) |
【見た目】 収穫される若い果実は卵形で愛らしく、光沢が強く濃い黒紫色の果皮とヘタ下の白い果皮のコントラストが大きな魅力である |
【食味】 25~30gの一口サイズで収穫され、天ぷらや煮物に適する。最近では漬物加工用としての需要も伸びている |
【由来】 昭和10年に南国市十市の山本浅吉氏によって加温促成栽培用品種として育成された。品種の維持は主に自家採種によって行われ、各生産者あるいは生産者グループの中で優良個体が親株として選抜されて種子が採種されている |
【調理法・加工品等】 主に煮物や揚げ物で食されている |
【生産の見通し】 現状維持 |