福岡県 久留米市
山潮菜 (やましおな)
分類:野菜
江戸時代から筑後川沿岸に土着したもので大分久住高菜が流れついたものとされている。秋まき~冬まきで1か月~2か月後に収穫、浅漬用(野菜の地方品種より) |
【見た目】 子株で葉柄が細く、その切り口が丸く、節間伸長の早い葉カラシナ |
【食味】 鼻にツンと抜ける独特の香味、辛味。生の山潮菜をアゲと一緒に油炒めにする菜焼きや漬物に利用 |
【由来】 享保10年(1725年)、筑後川上流で山崩れが起こり、濁り水とともに、この種子が 筑後川中流域の三井郡弓削村に流され、自生。この山崩れ現象のことを、筑後地方で「やましおが起きた」ということから、山潮菜と命名 |
【調理法・加工品等】 一夜漬けを山潮漬けと呼ぶ |
【生産の見通し】 現状維持 |