佐賀県 唐津市
自然薯 (じねんじょ)
分類:野菜
【見た目】 細長く回る固有の形状が特徴で、長いものは1mを越すものもある。 |
【食味】 独特の粘りと風味があり。 |
【機能性等】 主成分はデンプン。デンプン分解酵素のアミラーゼも含み、食べ過ぎても消化がよい。また、昔から強壮食・栄養食として食されてきた。また、かつては“山薬”“じょよ”と呼ばれ漢方薬としても珍重される。 |
【由来】 現在は栽培種が主流ですが、唐津は自生の自然薯が多い地域で、明治38年に発表された夏目漱石の『我輩は猫である』にも唐津の自然薯(自生)が登場し、その頃から東京に持ち込まれていたことがうかがえる。 |
【その他】 山芋と違い皮まで食すことが可能。春には新芽、秋から冬は、ムカゴとイモを食す。※ムカゴ:自然薯の葉の根本に付く多肉で球状の芽 |
【調理法・加工品等】 とろろ・あぶり焼きなど |
【生産の見通し】 拡大 |
【種子の入手先】 自家採種 |