長崎県 長崎市

長崎白菜 (ながさきはくさい)

分類:野菜

黄緑~濃緑色で半結球性。中肋が広く、独特の白味がある、黄葉の早生葉と黒葉の晩生系がある。秋蒔きが一般的で春蒔きもできる。間引菜として周年栽培も可能。漬物、煮食用として珍重(野菜の地方品種より)
【見た目】
早生種は、外葉は淡緑色で縮みが多く、中心の数葉が黄白色。晩生種は、光沢のある濃緑色で縮緬状のしわが顕著
【食味】
柔らかく、漬物、煮物の他に炒めても美味
【機能性等】
鉄分がほうれんそうの3倍含まれている
【由来】
中国山東省から伝来したとされ、中国のヒサゴナ、江戸唐菜の土着種であることが農林水産省試験場で判明。由来は定かでない。熊澤三郎の「蔬菜園芸各論」は中国のターサイの群に区分。広川?の「長崎聞見録」には「唐菜」が記載
【その他】
別名「唐人菜(とうじんな)」とも呼ばれ、長崎の雑煮には欠かすことのできない食材。スローフードジャパン「味の箱舟」に認定
【調理法・加工品等】
雑煮、浅漬け、おひたし等
【生産の見通し】
拡大  
【種子の入手先】
自家採種

出荷時期

12月~2月
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

お問い合わせ

長崎県農産園芸課

連絡先(TEL):095-895-2945
出荷時期:12月~2月
生産戸数・団体数:約30戸
出荷量(t/年):約12t
主な出荷先:漬物会社、地元市場、直売所
外食企業への出荷の意向:無

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