長崎県 長崎市
長崎紅大根 (ながさきあかだいこん)
分類:野菜
品目:根菜類:かぶ
【見た目】 表皮はあざやかな紅色。果肉は白色であるが、断面の周縁部が紅く、内部にも淡く紅がにじむ |
【食味】 歯ごたえがあり、すっきりした味わいである |
【機能性等】 アントシアニンを含み、ビタミン類をはじめ消化を助けるジアスターゼなどの酵素が豊富。葉にもカルシウムや鉄分などのミネラルが多く含まれる |
【由来】 不詳であるが、戦前から長崎市東部地区で受け継がれ栽培されてきた。形が大根のように長いため、俗称として古くからその名で親しまれている。地元では「節分大根」、「鬼の手大根」とも呼ばれる |
【その他】 「赤鬼の腕」に似ていることから、江戸時代より節分にカナガシラという魚の煮つけと、紅大根の酢の物を食べる風習がある |
【調理法・加工品等】 酢の物、生食 |
【生産の見通し】 拡大 |
【種子の入手先】 自家採種 |